ウィッチャー3の本編も終わりまして、今回からDLC1の「Hearts of Stone」のプレイ日記を書いていきます。
「Hearts of Stone」は直訳だと「石の心(心臓)」ですが、「無情なる心」と訳されている所に既にセンスを感じます!
※このゲームは、ゴア表現や性的描写が過激な所があります。
プレイ日記ではネタバレを含みますので大丈夫な方のみお読みください。
セブン・キャッツ・インの掲示板の貼り紙を見ている時に、1人の男性が貼り紙を出すので話を聞いてみると、「ガリン邸に住むオルギエルド・フォン・エヴェレックという男性がオクセンフルトの下水道に住みついた怪物を退治できる者を探している」とのこと。
早速そのガリン邸に行ってみることに。
そこには「「荒くれ者」団員」と名がついた男女がそこそこの人数いました。
「荒くれ者」を率いているオルギエルド・・・危なそうな奴だ。
奥の屋敷に入り
団員達が楽しそうにしている所へ「オルギエルド・フォン・エヴェレックという名の男に会いたい」とゲラルトさんが言うと、男性の団員1人に「そんな名前のやつはいない」と言われます。
オルギエルドの詳細を尋ねる前に何の集まりなのかを聞いてみると「レダニア自由軍。「荒くれ者たち」とも呼ばれてる」らしく
「紋章のイノシシがその理由」だそう。
改めてオルギエルドのことを聞いてみると
「俺がオルギエルドだ。言え・・・何の用だ」と1人の男性が名乗り出ます。
ゲラルトさんが喋ろうとした瞬間に
「いや、俺がオルギエルドだ!」ともう1人の男性が名乗り出て、間髪入れずに
「まさか!私がオルギエルドよ!」と女性が名乗り出ます。
と言うことはつまり・・・
オルとギエとルドの3人でオルギエルド!!
髪型は全員同じだ。理に適っている!!(?)
ゲラルトさんも「ひとりが3つの体に分かれたのか」と言い、続けて「下半身じゃなく、脳ミソが入ってるのはどいつだ?」と聞きます。
すると団員達が笑い出しますが、ギエだけ笑わないので「お前が下半身か」と煽ると「いいや。俺は拳だ」と言います。
ちょっと待て。拳だけだと使ってるパーツかなり少ないぞ!?
なんなら名前も「ギ」だけだったりするのか!?
訂正しよう。オルとギとエルドだな。失礼した。
そんな冗談はさておき、拳と殴り合いになるので、彼に勝つと本物のオルギエルドの所へ連れて行ってもらえます。
部屋に入るや否や「どのような彫刻が一番高く売れるか知っているか?」と聞かれるも
「神々の彫像、王の半身像に裸身像。ここにあるのは何だ?裸の女だ」と更に続けて言い、「あんたはどう思う?」と問われます。
「彫刻にはあまり詳しくない」と言うと
「無理もない。現代美術は・・・軽薄で、味気ないものになった」
「1世紀もすれば、ああいう裸体画はつまらん物を売り歩く時の看板に使われるさ。覚えておけ」
「はあ・・・昔はボッティチェリが好きだった。一塊の冷たい石に彼が吹き込む命が・・・」
「だが今は、理想的なバランスを持ち、表面に傷ひとつないただの完璧な岩のかたまりにしか見えん」
「路傍の石と同じくらい生気がなく退屈だ」
そう言って、その像を倒して壊すオルギエルド。
「芸術ってのは、これくらいのほうがいい!」
私も芸術には疎いので分かりかねますが、売れそうな出来だったとは思います!
オルギエルドは「仲間たちといっしょに、軽く盃を交わそうじゃないか」と言い、広間に戻ると団員達が「頭領ばんざい!頭領ばんざい!」「一緒に飲みましょう!」と楽しそうにしています。
真ん中の大きいソファに腰をかける彼に「下水道の怪物の詳細」を聞いてみると、「女性の料理人が「カエルに姿を変えられた王子様がオクセンフルトの下水道にいる」との噂を信じて、潜ったきり帰って来ない。他にも犠牲者がいるらしい」とのこと。
仕事を受けることを伝え、屋敷から出ると、玄関近くで「ちょっと!そこの覗き屋さん!」と女性が声をかけてきます。
「ゲラルトだ」と伝えるも「呼びたいように呼ぶのよ」と言われてしまっては仕方がありません。
要件を聞くと「仲間のクルヴェルトが殺されたから、犯人を突き止めてそいつを殺してほしい」とのこと。
どうやら犯人は分からないらしく、売人のクルヴェルトは何日か前に馬に乗って廃村のボウドンにフィスティックを届けに行ったが、それきり帰って来なかったそう。
彼はおでこに傷があるからそれを目印に探すことになりました。
オルギエルドの依頼の前に、サイドクエストをいくつかやっていきます。
まずはこの犯人捜しクエストから。
ボウドンに着くと、グールが何匹かいたので倒し、周辺を捜索していると「薬品」の臭いに気づいて、その臭いを辿って行くと一軒の小屋に到着します。
そこではフィスティックを作っていた跡があり、一通の手紙も発見。
やはりフィスティックに手を出すのは危ない。
前にもフィスティックの売人さんが殺されかけたクエストがあったからね。
近くのベッドには靴跡と誰かが慌てて逃げた痕跡があり、それを辿っていくと額に傷がある死体を発見。おそらくクルヴェルトでしょう。
背中に石弓の矢を受けており、近場の犯人の痕跡を見つけて辿っていきます。
そこには<炎の薔薇の騎士団>の残党が何人かいました。
<炎の薔薇の騎士団>は、簡単に説明すると魔女やウィッチャーを狩る組織だったもので、昔にケィア・モルヘンを襲って来たこともあり、ウィッチャーにとっては因縁がある組織です。
もちろん、その中には穏健派の人もいたようですけども。
全員倒し、手紙を発見。
これで奴らの拠点は分かりました。
この手紙と一緒に
スボンの設計図を見つけますが、オフィルのような記号で書かれているため解読ができないので、教えてくれる人物を探すクエストも追加されます。
やつらの拠点に向かいます。
番兵を適当にあしらって中に入り、そこのリーダーらしき人物に「<炎の薔薇の騎士団>が、人殺しや、こんなモノの製造に手を染めるとはな」とゲラルトさんは言います。
「ああ、そうだ。本当は虐げられた人々を守り、<永遠の炎>への信仰を広めなければならない」
「だがラドヴィッドに騙されたのだ。奴は約束を破り、同胞の騎士たちを雑兵のように前線に送った。そうして騎士団を弱体化させたのだ」
「奴らは我らの土地を奪い、財産を没収して戦争の資金とした。奴に従った騎士は、ウィッチハンターとして動員された。その扱いに怒り、反旗を翻した者たちは投獄されるか、追放された」
「もう騎士団はわずかしか残っていない。新天地を見つけなければならないのだ」
選択肢で「正直言って、どうでもいい」と「それで盗賊に転職したのか」と「それはよかった。ではな」があり、「それで盗賊に転職したのか」を選択。
「悪党に転職か。そいつは賢いな。デネルのジーグフリードが知ったら何と言うか」
デネルのジーグフリードは穏健派だったらしいです。
「デネルのジーグフリードなら・・・待て、なぜ彼のことを・・・?」
「お前はリヴィアのゲラルトだな。ジャック・ド・アルデルスベルグを殺した奴だ」
「あれが騎士団の没落のきっかけだった。お前が元凶だ、呪われた変異体め!剣を抜け」
「わめくな。もっと丁重に頼むことだ」
ここの残党を全員倒し、依頼者の女性に仇を討ったことを報告しに行ってクエスト完了。
次に先程見つけた、オフィル語で書かれた設計図を解読してもらいにオフィル人の所へ行きます。
オフィル人の商人さんに「オフィルからよく来たな」と言うと
「長く危険な道のりだった。だが、故郷には「危険にこそ名誉あり」という言葉がある」
「意志あるところに危険は生まれる。この意志が重要なのだ!未知なるものを知り、自身と我が君に栄光をもたらすための旅だった」
「世界を探検し、未踏の地に分け入り、新たな知識を蓄えて同胞や世の人々と分け合う。未知なるものを知り、この世界の終りなき創造に感動する。何よりも美しいことじゃないか?」
「我々はこの地の習慣を学び、知識を交換し、商売をするために来たのさ」
オフィルのことを詳しく聞いてみることに。
「いわゆるオフィルとは、様々な国や民族の集まりのことを指す」
「大草原がどこまでも広がり、山々がそびえ立ち、澄み切った湖と未開の原野がある」
「滅びた帝国、栄華を極める王国、決まった支配者を持たないが神話の中に原初の世界の記憶を伝える数々の部族が混在する」
「ニルフガードも羨むような立派な塔の立ち並ぶ町が故郷だ。哲学者、医師、数学者、それに魔術師たちが住んでいる。だが魔術師のことなら我が友人に聞いた方がいい。彼もその一人、ルーン使いだ」
その後に彼と軽くレースをして、鞍をもらい、本題の設計図について聞いてみます。
実はこの設計図は彼の物で、この土地の支配者に献上しようと思っていたらしいのですが、道中盗賊に襲われて盗まれてしまったとのこと。
全ての設計図を取り戻したら、こっちの言語で複製して報酬としてくれるらしい。
盗賊は騎士のような恰好をしていたという情報で、最初に手に入れた設計図を<炎の薔薇の騎士団>の残党が持っていたことは偶然ではなかったことが分かります。
襲われた場所を聞きますが、すぐには向かわず、テントの中の商人さんのご友人のルーン細工師さんとお話をします。
こちらからも不運なお知らせが聞けます。
大きな船に乗って来たらしいのですが、それが沈没して、道具類は海の底に沈んでしまって、何も作れないらしい。
「代わりを買うんじゃ駄目なのか?」と聞くと
自分で設計した特製品で、製造には大金がかかっていて、お金も沈んでしまったとのこと。
・・・船が沈没してお金も道具も無くなるわ、盗賊に襲われて設計図を盗まれるわ・・・彼らが一体何をしたと言うのだ!!
でも「危険にこそ名誉あり」だから前向きなのだろう。凄い。
本来ならこの地を呪ってもいいぐらいですがね!
ここでゲラルトさんは「投資」の提案を出します。
5000クラウンを「これで足りるか?」と言いながら彼に渡すと「手始めにはなる」と言い、続けて「大きいヒスイが必要」と言われるので、ヒスイを採掘しに行きます。
この場所の近くにつるはしがあり、それを持って採掘へ。
1ヶ所目は取られてて無かったのですが、2ヶ所目の怪物がいる洞窟内にはありました。
やはり怪物が住んでいる所までは採掘しに来れないか。
ついでに商人さんの設計図を探しに行きます。
襲われた場所では、キャラバンの人達は全滅・・・。
あの商人さん達は逃げれたってこと?ここに全部運を使ったのでしょう。まあ、命あればどうとでもなる!
足跡を辿り、騎士団の隠れ家を見つけて、そこの残党を全て倒し、設計図と手紙を見つけます。
これで何処に送られたかが分かりますね。
それぞれ回って全て回収。
商人さんの所に戻って渡すと
「ああ、頼りになる人だと思ってたよ!おかげで人を信じる心をなくさずに済んだ。こんな世界の果てでも、見知らぬ人が親切にしてくれたんだから」と凄く喜ばれます。
良かった良かった!
設計図の複製は1日かかるらしいので待つことに。
その間ルーン細工師さんの所へ行きます。
どうやらあのお金で少しは道具などを調達できたようです。
ただ、高度なものが作れないらしいのでもう少し投資をすることに。
採掘したヒスイと10000クラウンを渡します。
追加で道具を調達した様子。
これで終わりかと思いきや、最高級のルーンの製作にはもっとお金が要るとのこと。
追加で15000クラウンを払います。
必要なものは全部揃ったらしい。
早速装備を強化してもらいます。
どうやらルーン細工は付呪らしいですね。
いろいろ種類はあるのですが、とりあえず一番使いそうなものを選びました。
最後に商人さんに設計図をもらって、どちらのクエストも完了。
早速薬草医さんの所に行って詳細を聞いてみましょう。
弟子のフォルカートさんに薬草のハンをナイシンの森に取りに行かせたそうですが、戻らないとのこと。
フォルカートさんは、ハーフリングで明るい髪の色との情報をもらい捜索に行きます。
薬草医の荷車を発見し、血がついているのを確認。
近くに乾いた血痕があり、何日か経っていることが分かります。
その痕跡を辿って行くと、とある村に到着。
村には老夫婦のみが住んでいて、他は全て空き家になっていました。
老夫婦に話を聞いてみることに。
フォルカートさんのことを尋ねる前に、ここは何なのか聞いてみると「ただの村よ」と言われるので「廃屋にしか見えない」と言うと「今じゃ住んでるのは私たちだけ。若い者は仕事を求めて都会へ出て、年寄りは死んだ」とのこと。
本題に入り、フォルカートさんに心当たりはないか聞いてみると
彼は狼に襲われてここに逃げ込んだものの、薬草を集めに再び森に入って行ったらしい。
老夫婦はそれ以来彼の姿を見ていないようで、その夜に身の毛もよだつような唸り声が聞こえた、との情報のみで他にてがかりは無し。
ここで依頼者の薬草医さんに報告に戻れますが、真相が明かされないまま終わってしまいます。
この村をくまなく調べるのが肝心。
隣のお家に何ヶ月も前の血の跡がある。
老夫婦の家の後ろからは腐った肉の臭いがして、秘密の倉庫に入ると
そこには人の死体があり、明るい色の髪のハーフリングであることから、フォルカートさんだと分かります。
切り裂かれ、内臓と血が抜かれているそう。
老夫婦を問いただします。
「貯蔵庫を見て来た。ずいぶん肉が好きらしいな?」と言うと、慌てた様子でおじいさんが「あの男を殺したのは狼だ!他の連中もそうだ。わしらは死体を集めただけなんだ!」と言い、おばあさんが「体の弱い年寄りには、畑を耕したりできないの。でも食べ物はいる。どうかお情けを!」と言います。
殺した殺してないの話はどうでもいい。
カニバリズムという人間あるまじき行為をしている所が許せない。
選択肢で老夫婦を見逃すか、殺すかを選べるので殺すのを選択。
「ウィッチャーには感情がないと噂されるが、真っ赤な嘘だ」
「今まさに、激しい怒りを感じている。抑えきれん」
これの真偽がどうあれ、ゲラルトさんに感情があるのは間違いない。
老夫婦を倒します。
じいさんが「肝臓を貪ってやる!」と言っている所にリアリティを感じる・・・。
老夫婦を倒すと、ゲラルトさんが「人間め」と一言。嫌な人間でしたね。
依頼者の薬草医さんにさすがに真相を伝えられないので、「事故に遭ったようだ」と濁しながらの報告になります。
それでもしっかり報酬をくれるので優しい。
クエスト完了!
サイドクエストメインになってしまいましたが、次からメインストーリーを進めていきます。
今回はここまで!